![東京都中央区銀座にある書道教室を主宰する書家・森岡静江の書道作品](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=650x10000:format=jpg/path/s7e2faeb71161a711/image/ib9562cb3c319242d/version/1614868183/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E9%8A%80%E5%BA%A7%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E6%9B%B8%E9%81%93%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%82%92%E4%B8%BB%E5%AE%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9B%B8%E5%AE%B6-%E6%A3%AE%E5%B2%A1%E9%9D%99%E6%B1%9F%E3%81%AE%E6%9B%B8%E9%81%93%E4%BD%9C%E5%93%81.jpg)
「元始女性は太陽であった。真正の人であった。今女性は月である。他に依って生き他の光によって輝く病人のような月である」平塚らいてう『青踏』より
平塚らいてう
1886(明治19年)-1971(昭和46年)
1911年、女性解放運動の先駆者として雑誌『青踏』を刊行。その冒頭の文章です。
与謝野晶子や岡本かの子も寄稿しています。当時はそれはもうひどい誹謗中傷を受けたということです。
けれども100年以上たった今も、現状はさほど変わりません。ジェンダーギャップ指数は参加153カ国中121位と恥ずべきものです。まして、書道界での女性の地位は旧態依然として何も変わっていません。憤懣やるかたなき思いを敢えて「女流展」という場で表現してみました。